アラン先生の幸福論

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本名はエミール・シャルティエ
19世紀フランスで高校教師(哲学)をしながら
「思索」に生涯を捧げた先生です
(特にギリシャのプラトンやオランダのスピノザからの影響を受けた)

哲学断章(通称プロポ)とよばれる形式
短くて見開き2ページほどの内容
コラムのような形式

政治や経済、芸術に関するプロポもあります
1900年
新聞に「アラン」という名で寄稿を始めました

「天才であろうがなかろうが、毎日書くこと」という
スタンダールの格言を胸に執筆活動を最後まで貫き通しました

当時としては斬新な形式(プロポ)
厳しい批判もありました

難解で観念的な哲学書とは異なり
わかりやすい言葉で書かれた
(それは文学作品のように)
(温かいスープのようだと表現している方もいます)

「幸福論」は「幸福」をテーマにした93編のプロポから成っています

幸福論

アランは「伝染」というものを重視していました
喜びも悲しみも上機嫌も不機嫌も伝染すると
「不機嫌というやつは、自分に自分の不機嫌を伝えるのだ」
「上機嫌でいること、これこそがみんなの心を豊かにする」
「まず贈る人の心を豊かにする」

「名馬ブケファロスのお話」
太陽を背にしている馬が”自分自身の影”におびえて暴れていたが
太陽を正面に立つと落ち着きを取り戻したというお話
恐怖や不安の正体を明らかにすることが大切なのだ

「自然に身についた礼節、礼儀作法が最も重要」
「自然に身についたものごし、ゆとりが幸福につながる」
「所作の乱暴さと心のいらだちはリンクしている」

「自分で自分の畑を耕すこと」
「それを楽しむこと」
「自分の自由裁量でコントロールできるのは自分の畑だけだ」

「情念は人間の思考力や想像力をかきたてる」
「思考や想像はモヤモヤを生み出すことが多い」
「身体活動によって、情念は払しょくされる」
「礼儀作法によって、情念の支配から解放される」

「幸福は他人からもらうものではない」
「他人を敬う心にこそ自分の幸福がある」

最後に有名な深い言葉を
「幸せだから笑うのではない。むしろ笑うから幸せなのだ」

プロポという読みやすく
美しいエッセーのような幸福に関する書
一冊持っておいてもよいかもしれませんね

 

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